広いキャンプ場または野営でキャンプを楽しむときは、ウォータージャグを荷物に加えると便利です。
近年はウォータージャグの種類も多くなり、ソロキャンプや少人数向けの商品も選択肢が増えています。
この記事では、キャンプにウォータージャグは必要か迷っている方へ、持参するメリットとおすすめの商品を紹介します。
キャンプにウォータージャグを持っていくメリット・デメリット
ウォータージャグとは、水を溜めておくためのタンクをさします。
持ち上げたり傾けたりする必要のあるポリタンクとは異なり、テーブルの上などに設置したままで水を出せる蛇口がついているのが特徴です。
キャンプ以外のレジャーや部活、自宅など、さまざまな場面で活用されています。
しかしテントや食料のように必ず必要といえるものでもないため、キャンパーの中には購入を悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ウォータージャグをキャンプに持っていくか悩んでいる方は、、メリットとデメリット両方の面から検討しましょう。
ウォータージャグのメリット
キャンプにウォータージャグを持っていくメリットは、次の3つがあげられます。
水道設備がない場所でもキャンプできる
野営など水道設備がない場所でも、ウォータージャグがあれば水の心配をせずに手洗いや料理ができます。
すべてのキャンプ場に、必ずしも水道設備が整っているわけではありません。
ウォータージャグの有無で、選べるキャンプ場の数も変わります。
また、ウォータージャグは飲料水だけではなく、手洗い用などの水も持ち運べる点も便利です。
飲料水はペットボトルで済ませるという方も、ウォータージャグがあると手洗いのたびに水道設備まで行く必要がなくなり、快適性が増します。
炊事場が遠いサイトでも快適に過ごせる
設備が整っているキャンプ場でも、ウォータージャグを持参するメリットがあります。
広いキャンプ場の場合、サイトの近くに炊事場など水道設備があるとは限りません。
手洗いや食器洗いのたびに炊事場まで行くのは、意外と面倒です。
何度も往復する時間や手間を考えると、ウォータージャグで手元に簡易的な炊事場を作ったほうが利便性は高くなります。
移動時間も節約できるので、キャンプを楽しむ時間を多く確保できます。
冬キャンプで水を確保できる
何度か利用したことのあるキャンプ場なら、水道設備の有無や位置がわかるから大丈夫、と考える方も多いのではないでしょうか。
馴染みのあるキャンプ場でも、利用する季節によっては注意が必要です。
一部のキャンプ場では、水道管の凍結などトラブル防止のために、冬場は水道設備を使用禁止(止水)にしていることもあります。
冬キャンプで水道設備の使用を禁止しているキャンプ場を予約する場合は、自力で水を用意しなくてはなりません。
ウォータージャグなら多くの水を持ち込めるので、途中で足りなくなる心配がなく、快適に過ごせます。
ウォータージャグのデメリット
便利なウォータージャグにも、いくつかのデメリットがあげられます。
ウォータージャグを購入する前に理解しておきたいデメリットは、次の3つです。
荷物が多くなる
ウォータージャグは、大きく分けるとハードとソフトの2種類です。
ハードタイプは折り畳めないので、中身が入っていなくても場所をとります。
ソフトタイプは中身が入っていないときに折りたたんで持ち運べるメリットがある一方、大容量タイプともなると、折りたたんでも大きく感じる可能性があります。
車でサイトに乗り入れるオートキャンプ場の使用や、荷物が多くなって当たり前のファミリーキャンプなら、問題ないでしょう。
しかしソロキャンプなど少人数で過ごす場合は、ウォータージャグは荷物がかさばる原因となり得ます。
ウォータージャグを使用するときは、水受け用のバケツも用意します。
キャンプギアを荷台などに積み込むときは、ウォータージャグの大きさだけではなく、バケツ分の荷物スペースも確保する必要があります。
容量が大きいと重量もある
容量が大きいウォータージャグを購入すれば、一度に大量の水を持ち運べます。
一方で、重量も比例して大きくなるので、大容量タイプを使用すると重くて持ち運びが困難になるリスクもあります。
軽量化を狙ってソフトタイプのウォータージャグを使用すると、小さくて容量が足りなくなることもあるので、水の用途に合った商品を選ぶことが大切です。
汚水を捨てる手間がかかる
前述のとおり、ウォータージャグを使用するときは水受け用のバケツも必要です。
借りたキャンプサイトを汚さないように、手洗いなどで使用した水はバケツに溜めておき、炊事場など指定された場所に捨てるのがマナーです。
ウォータージャグは炊事場へ行く回数を減らせる一方で、バケツに溜まった汚水を捨てにいく手間がかかります。
用意したバケツが小さければ汚水を捨てに行く回数も多くなるので、ウォータージャグのメリットが半減します。
ウォータージャグを使わない場合の工夫
ソロキャンプなど荷物を可能な限り減らしたい場合、ウォータージャグは真っ先に置いていくことを検討すべきギアのひとつです。
仮にウォータージャグを折り畳めるソフトタイプにしたとしても、バケツも必要になることを考えると、荷物が増えるリスクは変わりません。
こまめにバケツ内の水を捨てに行く手間も考えると、ウォータージャグのメリット(水場に毎回行く必要がなくなる)が消えるとも言えます。
ウォータージャグを持って行きにくいキャンプのときは、代替方法を考えるのもひとつの解決策です。
ウォータージャグを使わない場合におすすめの工夫は、下記の4つがあげられます。
- 水のいらない食器用洗剤を使う
- 食器洗いシートを使う
- ウェットシートを使う
- アルコールスプレーやシートを使う
それぞれ詳しく解説していきます。
水のいらない食器用洗剤を使う
キャンプ飯の後片付け時に、水のいらない食器用洗剤を使用する方法です。
その名のとおり、水で洗い流す必要がない食器用洗剤です。
スプレータイプのものが多く、コンパクトに持ち運べるうえ手軽に使えるメリットがあります。
洗ったあとは浮きあがってきた汚れを少量の水で流してから乾かすか、衛生的な布やペーパーで拭けば食器を再利用できます。
従来のタイプは家庭用が多く、キャンプ場へ持っていくときは小型のボトルに必要な量を詰め替える必要がありました。
最近はソースボトルに入ったタイプや小容量のものも販売されているので、ソロキャンプでも荷物量を抑えつつ食器用洗剤を持ち込めます。
水のいらない食器用洗剤は、たとえば下記の商品があげられます。
マークス(marcs)GREEN MOTIONエコキッチンクリーナー

容量 | 200ml |
用途 | キッチン用マルチクリーナー |
主成分 | 水、天然精油、界面活性剤 |
98.99%が水でできている、エコ洗剤です。
0.05%の天然精油は青森ヒバのもので、防虫・抗菌効果が期待でき、独特の香りが消臭効果も発揮してくれます。
残り0.96%が界面活性剤で、極力使用量を控えつつ高い洗浄力を実現しました。
界面活性剤が少なくとも天然由来成分で油汚れに強く、1周間で生分解してくれるので、自宅キッチンでの日常使いにもおすすめです。
キッチン用マルチクリーナーとして販売されているので、食器以外に掃除用洗剤としても使えます。
長く愛用できるように、リフィルが追加購入できるのも魅力です。
リフィルは原液で用途に合わせて薄められる仕様となっており、キャンプ以外の幅広いシーンで活躍します。
脂たっぷりの肉を調理した後のしつこい油汚れには、リフィルの原液を数滴垂らすと汚れが落ちやすくなります。
食器洗いシートを使う
使い捨ての食器洗い用シートを使うと、手軽に食器の汚れを落とせます。
油汚れなどしつこい汚れをサッと食器洗いシートで拭いてから、すすぎ洗いすれば、わずかな量の水で済みます。
一般的なウェットシートと似たパッケージ・サイズの商品が多く、荷物の隙間に入れて持ち運びやすいのもメリットです。
使い勝手の良い食器洗いシートとして、下記の商品があげられます。
株式会社 結 食器洗い洗剤付きシート「キッチンマジックmini」

容量 | 20枚 |
用途 | 食器・調理器具の洗浄 |
主成分 | 植物繊維使用のコットン、界面活性剤、安定化剤、除菌剤 |
キッチンマジックminiは、99%生分解性で環境に優しい食器洗いシートです。
素材の不織布もコットンで作られており、食器にも安心して使用できます。
一般的なウェットティッシュと食器洗いシートの違いは、超濃縮洗剤がシート本体に染み込んでいることです。
少量の水をシートにつけて拭くと、浸透している洗剤が汚れを除去してくれるため、洗浄後は少ない水ですすぎ洗いするだけで済みます。
シートはキッチンダスターのように厚みがあり、使用後も掃除用具やキッチンアイテムとして使えます。
通常タイプの25枚入り(19×19cm)もありますが、ソロキャンプ程度なら20枚入りのmini(10×20cm)で十分です。
ウェットシートを使う
ウェットシート(ウェットティッシュ)で汚れを拭き取る方法も、水を使わず手軽に食器をきれいにできます。
食器洗い用ではないタイプには洗剤が入っていないので、すすぎ洗いも不要です。
ただし中には水のみ使用した、除菌成分がまったく含まれないウェットシートもあるので、選び方に注意しましょう。
少しでも衛生的に使いたいなら、除菌に特化したものや、下記の商品のように食器用として販売されているタイプがおすすめです。
カインズ(CAINZ)食器洗い用 除菌ウェットシート

容量 | 60枚 |
用途 | 食器の下洗い、災害時の食器洗い用 |
主成分 | レーヨン、ポリエステル、水、発酵アルコール、除菌剤 |
ホームセンターカインズのオリジナル商品です。
アルコール30%配合により99%を除菌できるので、食器洗い以外の用途にも幅広く活用できます。
食洗機にかける前の食器の下洗い用ですが、公式サイトでも災害時など水がない環境での食器洗いとしても使えることが記載されています。
キャンプで食器洗いとして使用できる理由は、除菌成分に食品添加物に該当する成分を採用しており、安心感があることです。
60枚入りの大容量なので、頻繁にキャンプする方におすすめです。
アルコールスプレーやシートを使う
洗剤入りタイプや食器洗い用でなくても、キャンプ時の仮洗いなら一般的なアルコールスプレーやシートでも十分です。
キッチン用のアルコールスプレーなら、食器にも安心して使えます。
最初にキッチンペーパーで軽く汚れを拭ってから、アルコールを吹きかけて、新しいキッチンペーパーで拭くときれいになります。
使用したキッチンペーパーは焚き火の焚き付けに使えば、ゴミも増えません。
食器洗いに使用できるアルコールスプレーは、たとえば下記の商品があげられます。
ミツエイ キッチン用アルコール除菌スプレー

容量 | 400ml |
用途 | キッチン用除菌スプレー |
主成分 | 発酵エタノール、クエン酸、クエン酸ナトリウム、グリセリン脂肪酸エステル、グリシン、フレーバ |
天然由来成分でできているので、食器に直接かけても問題ありません。
香りはグレープフルーツで、洗浄後すぐに食器を再利用しても気にならないのも魅力です。
キッチン用で幅広い用途に使用でき、食器以外のギアの洗浄や掃除にも使えます。(アルコールで傷まないものに限る)
キャンプで食器洗い用としてのみ使用する場合、旅行用の小さい容器に必要な分だけ移し替えてから持って行くと、かさばりません。
キャンプ用ウォータージャグの選び方とおすすめ商品
食器洗い以外の用途にも水を使用したい場合は、やはりウォータージャグを検討してみましょう。
キャンプ用にウォータージャグを購入するときは、下記の4つを意識して選ぶことが大切です。
- 人数に合った容量か
- 用途に合ったタイプか
- 保温・保冷の性能は良いか
- メンテナンスしやすい構造か
ここではソロキャンプなど少ない容量で済むケースも含めて、選び方のポイントごとにおすすめ商品を紹介します。
人数に合った容量か
1日に必要な水の量は、大人ひとりあたり2.5L程度が目安です。
8人家族で使うウォータージャグの場合、10L前後あると炊事場まで何往復もせずに済みます。
ただし、用途によっても適切なサイズが異なるので注意が必要です。
たとえば飲料用の水を別に用意しておくなら、簡単な手洗いや食器洗いに使える程度の量で十分といえます。
バンドック(BUNDOK)フォールディングジャグ

タイプ | ソフトタイプ |
容量 | 7L |
本体サイズ | 幅45×奥行き15×高さ32cm |
収納サイズ | 非開示 |
重量 | 非開示 |
素材 | ポリエチレン、PET、ポリプロピレン、熱可塑性エラストマー |
水以外の使用 | 非開示 |
ソフトタイプですが耐熱80℃、耐冷-20℃と十分な丈夫さがあります。
本体上部にハンドル穴があるので、たっぷり入れても持ち運びやすいのが魅力です。
ソフトタイプといっても、水を入れると自立する構造なので使い勝手は良いといえます。
7Lと容量に若干の余裕があり、料理好きの人のソロキャンプ向きです。
また、2人キャンプにも十分な容量です。
コールマン(Coleman)ビバリッジクーラー5ラウンド

タイプ | ハードタイプ |
容量 | 18.9L |
本体サイズ | 幅31×奥行き37×高さ47cm |
収納サイズ | 幅31×奥行き37×高さ47cm |
重量 | 2.3kg |
素材 | ポリエチレン、発泡ウレタン |
水以外の使用 | 非開示 |
大容量タイプなので、ファミリーやグループでのキャンプ向きです。
内側は抗菌仕様で蛇口も取り外して洗えるため、衛生的に長く使えます。
また、断熱材入りで保冷できる(公式表記は保冷力2日)のも魅力です。
メーカーによる明記はありませんが、口コミによると水のほかに麦茶やスポーツドリンク用として活用されており、幅広い用途が期待できます。
内部はメモリつきで、粉末タイプの飲料と水の量をはかりやすいのもポイントです。
ただし構造は一般的なスポーツジャグと同程度の密閉なので、水を入れたまま車に積むとこぼれるおそれがあります。
用途に合ったタイプか
用途が違えば、ウォータージャグの適したタイプも異なります。
スポーツドリンクやジュースを入れたいなら、対応している素材のウォータージャグを購入しましょう。
対応しているか分からないものに水以外のものを入れると、内部のコーティングが変質して、健康トラブルや破損の原因となりかねません。
基本的に、金属製のウォータージャグは水以外を入れないようにすると安心です。
ソロキャンプなど荷物を最小限に抑えたいときは、折り畳めるソフトタイプを選ぶと携行性が良くなります。
大容量のものが良いなら、ハードタイプがおすすめです。
おしゃれなグランピングに使いたいなら、ガラス製を選ぶのもひとつの手段ですが、破損に注意して取り扱ってください。
岩谷マテリアル ウォッシャブルウォーターバッグ5L

タイプ | ソフトタイプ |
容量 | 5L |
本体サイズ | 幅35.5×奥行き19×高さ37cm |
収納サイズ | 非開示 |
重量 | 140g |
素材 | ポリエステル、ポリエチレン (PE)、ポリプロプレン、ナイロン |
水以外の使用 | 非推奨 |
プラスチック製のハンドルつきで持ち運びやすいうえ、三層フィルムで厚手に作られているので、丈夫さもあります。
使用しないときはコンパクトに畳め、水を入れると自立する形状になっています。
水量を調整でき、手を離しても水が出続けるコックを採用しているので、使い勝手を重視する方にもおすすめです。
メンテナンス時は、上部がフルオープンになるので洗いやすく乾かしやすくなっています。
色・デザインのバリエーションがあり、幅広い層に合います。
本体が大きいので、古くなったものは小物をまとめる袋としても使えます。
ハンドルでロープなどにぶら下げて使えますが、「破損しやすい」という口コミもあるので、テーブルなどの上に立てて使うのがおすすめです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)リガード ウォータージャグ&クーラー18L

タイプ | ハードタイプ |
容量 | 18L |
本体サイズ | 幅37×奥行き34×高さ47cm |
収納サイズ | 幅37×奥行き34×高さ47cm |
重量 | 2.8kg |
素材 | ポリエチレン、ポリプロピレン、シリコーンゴム、ウレタンフォーム |
水以外の使用 | スポーツドリンク対応 |
本体は断熱材入りで、13度以下を8時間キープできる保冷機能があります。
大きい注ぎ口なので、スイカをまるごと入れて冷やす使い方もできます。
スポーツドリンク対応(公式表記あり)なので、水だけではなくドリンク専用ジャグとしても使えます。
ダイヤル式(回転式)のコックで水量調節でき、手を離しても水が出る点は、調理時の利便性を上げてくれます。
一回り小振りの13Lタイプもあります。
類似商品と同じく、フタは固定されていないので、水を入れたまま車に詰め込むのは避けたほうが安全です。
保温・保冷の性能は良いか
ハードタイプは、保温・保冷に優れているものも多いのが特徴です。
夏場などキャンプする季節やロケーションに合わせて、適度に保温・保冷ができるものを選びましょう。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)最後まで注げる!ウォータージャグ

タイプ | ハードタイプ |
容量 | 10L |
本体サイズ | 幅24×奥行き28×高さ49.5cm |
収納サイズ | 幅24×奥行き28×高さ49.5cm |
重量 | 2.1kg |
素材 | アルミニウム、ポリプロピレン、ポリプロピレン、ウレタンフォーム |
水以外の使用 | 非開示 |
同商品の3L、6L、8Lタイプもあり、用途に合わせて選べます。
保温、保冷のどちらにも対応しているうえ、足つき&コックが下部についているので、中身を最後まで注げる機能性の高さも魅力です。
熱い飲み物も注げて、フタの内側にはコップが2個ついているので、キャンプだけではなく大きめの水筒としてオールシーズン使えます。
ただしフタの密閉性は高くないので、水を入れたまま車に積むときは注意が必要です。
リマ(MLIMA)ステンレスジャグ

タイプ | ハードタイプ |
容量 | 10L |
本体サイズ | 幅26×奥行き26×高さ29cm |
収納サイズ | 幅26×奥行き26×高さ29cm |
重量 | 3.2kg |
素材 | ステンレス鋼 |
水以外の使用 | 非開示 |
フタがフルオープンなので、大きな板氷もまるごと入れられます。
板氷を入れた場合の保冷力実験では、40時間保冷できました。
本体は特殊断熱材入りのステンレス二重構造で、保温力もあります。
空気弁つきで水の勢いが衰えない構造になっており、解放弁にもなる2WAYコックで使い勝手が良いのが特徴です。
また、コックは取り外し可能で丸洗いできます。
ステンレスならではの光沢や質感が、高級感を演出しているのもポイントです。
メンテナンスしやすい構造か
長く使うなら、メンテナンスしやすいかどうかも重要です。
とくに水以外を入れる場合、広口タイプで中をしっかり洗浄できるものを選ぶ必要があります。
水のみを入れるなら、乾かしやすいものがおすすめです。
フィールドア(FIELDOOR) 折りたたみ ウォータージャグ10L

タイプ | ソフトタイプ |
容量 | 10L |
本体サイズ | 直径25×高さ24cm |
収納サイズ | 直径25×高さ4cm |
重量 | 400g |
素材 | ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、シリコン、ポリエチレンなど |
水以外の使用 | 非開示 |
バケツ型でフタがフルオープンできるので、隅々まで洗えます。
ウォータージャグとして使用するほか、帰宅時は荷物入れにも使えます。
止水ファスナーつきなので、ソフトタイプといっても運んでいる途中で水漏れしにくい構造です。
回転式の蛇口で水量調節でき、手を離しても出しっぱなしにできます。
外側下部に2か所リングがついており、洗浄後は逆さまにして干しやすく、衛生的に使えます。
コックも取り外し可能で、丸洗いできます。
持ち手をまとめられるハンドルラップつき&長めのハンドルで、2人でも持ち運べます。
最初は素材特有のビニール臭があるという口コミもあるので、購入後、数回は手洗い用など飲用水以外の用途で使うのがおすすめです。
ロゴス(LOGOS)ドリンクバレルディスペンサー11

タイプ | ハードタイプ |
容量 | 11L |
本体サイズ | 幅23.5×奥行き28.5×高さ31cm |
収納サイズ | 幅23.5×奥行き28.5×高さ31cm |
重量 | 1.6kg |
素材 | ステンレス |
水以外の使用 | 非開示 |
ミルクタンクのような形状(バレル型)なので中身を捨てやすく、使用時は安定感があります。
ステンレス鏡面仕上げ&レーザー刻印で、おしゃれな見た目も魅力です。
空気弁つきで水の勢いが衰えず、水量が少なくなってもきちんと水が出ます。
ただし勢い良く出るのを防止するため、水量が控えめの設計なので、手洗いよりも飲用水向きといえます。
メンテナンス時は、フタがフルオープンで洗いやすいのも魅力です。
まとめ
ウォータージャグはソフトタイプとハードタイプがあり、それぞれに魅力があります。
携行性を重視する方はソフトタイプが、大容量かつ保温・保冷を求める方はハードタイプが向いています。
同じハードタイプでもスポーツドリンクなど水以外のものに対応しているもの、非推奨のものもあるので、用途に合わせて選びましょう。