アウトドアワゴンのおすすめの使い方!人気商品も紹介

キャンプ場のように凹凸の多い道で荷物を効率良く運ぶときは、アウトドアワゴンがおすすめです。

アウトドアワゴンが1台あると、キャンプ以外にもさまざまなシーンで活用できます。

ここでは、アウトドアワゴンの主な活用方法と人気商品を紹介します。

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アウトドアワゴンとは

アウトドアワゴンとは、カゴ状の荷台がついたワゴンのことです。

キャリーワゴンとも呼ばれ、主にキャンプなどアウトドアで多くの荷物を運搬するときに使用します。

大型タイプが多く大容量な荷台を利用できる一方で、使用しないときは折り畳んで収納できるので、利便性の高いアイテムです。

よく似た名称のキャリーカートも、荷物を運搬する用途は同じですが、サイズや使い方が異なります。

キャリーカートは小振りタイプで荷台部分にカゴがなく、ダンボールなどを紐で固定するタイプです。

キャリーカートもキャンプ用荷物の運搬はできますが、大きさや耐荷重が異なります。

アウトドアワゴンのメリット・デメリット

アウトドアワゴンはあると便利な一方で、人によっては「購入するほどのメリットはあるのか?」と疑問に思うこともあるアイテムです。

テントやシュラフと異なり、キャンプに必ずしも持参しなくてはならないアイテムとまではいえません。

ではなぜアウトドアワゴンが人気なのか、キャンプなどに持参するとどんなメリット・デメリットがあるのかを紹介します。

アウトドアワゴンを使うメリット

キャンプなどでアウトドアワゴンを使用するメリットは、下記のとおりです。

  • 車で入れない場所まで荷物を楽に運べる
  • 一度に大量の荷物を運べる
  • サイトと駐車場の距離があるキャンプ場でも楽しめる
  • 荷物置き場としても使える
  • オプションと組み合わせて使い道の幅が広がる

キャンプ場の中には、駐車場からサイトまで距離があったり車で乗り入れるのは困難だったりするところもあります。

アウトドアワゴンがあれば車で入れない場所まで行けるうえ、一度に荷物を大量に運べるので、車まで何度も往復せずに済みます。

キャンプ中は荷物置き場としても活用できるので、サイト内の整理整頓にも役立ちます。

別売りのオプションパーツを使用して、さらに使い道を広げられるのも魅力です。

たとえば天板パーツをワゴン上部にセットすれば、テーブルとして活用できます。

ほかにも、メーカーによっては専用のレインカバーが販売されており、天候が変わりやすい山でのキャンプ時も荷物を濡らさずに済みます。

高額商品になると、後面が開閉できて長物の運搬がしやすいタイプや、テーブルの高さを調節できるタイプもあります。

アウトドアワゴンを購入するデメリット

メリットの多いアウトドアワゴンですが、一方で購入を検討するなら下記のデメリットにも注意しなくてはなりません。

  • 高額商品も多い
  • 折り畳んでも収納サイズが大きい
  • 本体自体が重い
  • ハンドルが持ちにくいT字タイプが多い

一般的な商品よりも耐荷重の大きいものや高級な素材を使用したものなど、高額商品も多く販売されています。

1万円台で購入できるものが多い中、高額商品となると2万円以上の価格となります。

ただし高額である分、ハイタイプの屋根がついていたり二階建て構造となっていたりと、素材面のメリットだけではなく価格相応の機能を有する商品も少なくありません。

購入するときはデザインやサイズ、機能性だけではなく、コストパフォーマンスも重視して選びましょう。

大きいタイプの多いアウトドアワゴンは、収納時も相応のサイズとなります。

折り畳み可能といっても、もとが大きなサイズであればあるほど、収納時の厚みも増します。

また、丈夫さを実現するため本体自体が重く、車からの積み下ろしに苦労するおそれがあります。

いくつかのメーカーでアウトドアワゴンの重量を調べたところ、1万円台のもっともシンプルな構造で約10~14kgの商品がほとんどでした。

テーブルつきや二階建て構造のアウトドアワゴンの場合、20kg近い重量となります。

エレベーターがない集合住宅の場合、自宅からの持ち運びも大変です。

ハンドル部分が持ちにくかったり、折り畳みにくかったりと使い勝手に直結する部分も多いので、デザイン面も慎重に選びましょう。

アウトドアワゴンが役に立つシーン

アウトドアワゴンは、キャンプ以外にもさまざまなシーンで活躍してくれます。

購入すべきか悩んでいる方へ、アウトドアワゴンの主な活用シーンを紹介します。

キャンプ場

大容量で重いものも運べるアウトドアワゴンは、荷物が多いキャンプに最適です。

メリット欄でも触れたとおり、オプションで天板を付ければテーブルとしても使えるので、大人数でのキャンプにも役立ちます。

駐車場からサイトへの距離が遠くても、アウトドアワゴンなら荷物を一度に持って行けます。

素手で少しずつ運ぶ方法もありますが、荷物が多ければ時間がかかるうえ、テントを設営するまえに疲れてしまいます。

アウトドアワゴンで一度に運んで、設営にあてる時間や体力を残しましょう。

本格的なモデルなら、多少のオフロードでも難なく移動できます。

キャンプ以外のアウトドア

キャンプ以外にも、多くの荷物が必要なアウトドアなら大活躍します。

たとえば下記のイベントがあげられます。

  • 花見
  • バーベキュー
  • 海水浴
  • 釣り

花見やバーベキューは、参加人数が多いほど食材やドリンクの運搬が大変です。

アウトドアワゴンがあれば、重いドリンクやバーベキューグリルも楽々運べるうえ、オプションの天板パーツでテーブルスペースも増やせます。

海水浴や釣りにも、アウトドアワゴンがおすすめです。

オフロードにも対応しているモデルなら、海辺でも問題なく使用できます。

荷物置き場としてはもちろん、パラソルやクーラーボックスなども積み込んで手軽に運べます。

ファミリーのイベント

アウトドア以外でも、荷物が多いときはアウトドアワゴンがおすすめです。

たとえば、下記のファミリーイベントで活躍します。

  • 運動会
  • ピクニック
  • 部活動
  • PTAのバザー

運動会やピクニックは、屋外で場所取りしたり食事をしたりするため、荷物置き場となるアウトドアワゴンが便利です。

テーブル代わりにもなるので、アウトドアシートの上にお弁当を直接並べる必要がなく、砂が入るのを防げます。

吹奏楽部やスポーツ系の部活動、PTAのバザーなど、一度に多くの荷物を運ばなくてはならないシーンにもアウトドアワゴンがおすすめです。

ビジネスシーン

ビジネスでも、大容量のアウトドアワゴンがあるとさまざまなシーンで役立ちます。

たとえば、多くの荷物を短時間で運搬しなくてはならない、下記のシーンにおすすめです。

  • イベントや展示会
  • フリーマーケットへの出店
  • 重い仕事道具が必要な現場

イベントや展示会への出展、フリーマーケットへの出店は、多くの場合、前日や当日朝にブース内の設営をします。

自社で荷物を搬入する場合、駐車スペースからブースまで何往復もして配布物や展示物を運ばなくてはなりません。

アウトドアワゴンがあれば、一度に多くの荷物を運べます。

荷台はカゴ状になっているので、いちいち紐などで固定しなくても途中で荷物を落とす心配がありません。

建築用の資材や工具など重い仕事道具を運ばなくてはならない現場でも、アウトドアワゴンが便利です。

アウトドアワゴンを選ぶときのポイント

自分に合ったアウトドアワゴンを選ばなければ、「置き場所に困る」「重すぎて車に積めない」など、デメリットばかりが気になってしまいます。

アウトドアワゴン選びで失敗すると、購入したこと自体を後悔しかねません。

失敗しないために、アウトドアワゴンの選び方を3つ紹介します。

用途や使用する場所で選ぶ

まず重視すべきポイントが、用途や使用する場所に合ったアウトドアワゴンを選ぶことです。

人によっては、公園へのお出かけや買い物時の荷物運搬などで日常使いすることもあります。

どのような場所で使用するのかが多いのかを考慮して、自分の用途に合うサイズや重量、機能などを選びましょう。

キャンプ用なら、オフロードでも難なく移動できるタイプがおすすめです。

海水浴など荷物が少量でも問題ない場合は、小型タイプやキャリーカートで十分な可能性もあります。

サイズや容量で選ぶ

使い勝手の良さは、アウトドアワゴンのサイズや容量によっても変わります。

アウトドアワゴンにも、さまざまなサイズ・容量があります。

耐荷重120kg程度のものが主流ですが、小型タイプや軽量タイプなどは耐荷重が大きいとは限りません。

クーラーボックスなど重量のある荷物を運ぶことを想定しているなら、アウトドアワゴンの耐荷重と荷物のサイズの両方を参考にしましょう。

詰め込む荷物のサイズを目安に、荷台の大きさを選ぶと失敗しません。

荷台のサイズを考えずに耐荷重や積載量のみ見て購入すると、荷物が積み切れない場合があります。

最低限、耐荷重は100kg以上あるものがおすすめです。

操作性で選ぶ

アウトドアワゴンの操作性は、タイヤの種類、ハンドルの形状、本体サイズの3つで決まります。

それぞれ詳しく解説します。

<h4>タイヤの種類はスリムタイプとワイドタイプの2種類ある</h4>

アウトドアワゴンのタイヤは、大きく分けてスリムタイプとワイドタイプです。

  • スリムタイプ:収納時にコンパクトで、小回りがききやすい
  • ワイドタイプ:収納時に幅を取りやすく、小回りがききにくい

キャンプなどオフロードで使う機会が多い場合は、ワイドタイプのほうが悪路に強く、適しています。

公園や運動会など日常使いする程度なら、スリムタイプも問題ありません。

ただし段差に弱いので、使用時は通る道に注意しましょう。

ハンドルの形状は、T字型とリング型(O字型)の2種類

アウトドアワゴンに採用されているハンドルは、T字型とリング型と呼ばれる2種類です。

T字型は握りやすいが指に負担がかかるので、荷物が多い・重量がある場合には不向きです。

リング型(O字型)は引きやすく、重量のある荷物を持ち運ぶことが多い人に向いています。

本体サイズ

本体サイズは積載量だけではなく、操作性にも大きく影響する要素です。

横に長いタイプは多くの荷物を積める一方で、小回りが利きにくいデメリットがあります。

狭い場所でUターンすることが多いなら、小回りの利く本体サイズが短いものがおすすめです。

また、保管時の収納サイズも保管場所に合っているか確認しましょう。

縦横の大きさが問題なくとも、折り畳んだときの厚さが保管場所に合わない可能性があります。

キャンプにおすすめのアウトドアワゴン

アウトドアワゴンは、国内外のさまざまなメーカーから発売されています。

どれを購入するべきか悩んでいる方へ、キャンプなどアウトドアに最適なアウトドアワゴンを2種類紹介します。

DOD フォールディングキャリーワゴン

サイズ 幅53×奥行95×高さ60cm
収納サイズ 幅20×奥行30×高さ80cm
重量 14kg(付属品含む)
材質 スチール、ポリエステル
最大積載重量 100kg
ワゴン容量 約125L

うさぎのマークが個性的な、アウトドアメーカーの商品です。

収納カバーつきですっきり保管できるうえ、本体生地は取り外しできるので、保管だけではなくメンテナンスもしやすいのが魅力です。

フロアマットつきなので、広げた後のワゴンの形状を安定させやすいメリットもあります。

キャンプ場使用で嬉しい点が、ロック機能つきで交換も可能なタイヤです。

傾斜のある場所でもタイヤロックで固定しやすく、悪路ですり減ったタイヤも、取り換えれば長く使えます。

コールマン(Coleman)アウトドアワゴン メッシュ

MONOPARK
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サイズ 幅88×奥行42×高さ31cm
収納サイズ 幅23×奥行41×高さ78cm
重量 約10kg
材質 ポリエステル、スチール
最大積載重量 約100kg

人気アウトドアメーカーから発売された、目立つレッドカラーが特徴のアウトドアワゴンです。

カゴ部分はメッシュ生地を採用しており、水滴が中に溜まらないうえ乾きやすい構造です。

また、メッシュ生地は取り外しできるので洗いやすいメリットもあります。

前述のDODと同じくタイヤストッパーつきなので、キャンプ場でも安心です。

荷物の固定ができるDリングが両サイドについているので、長いものも落とさず運べます。

別売りの専用ウッドロールテーブルも購入すれば、サイト内では荷物置き場&テーブルとしても使えます。

まとめ

キャンプのように重い荷物を一度に運ぶ必要があるシーンでは、アウトドアワゴンが便利です。

サイズも豊富なので、テントやクーラーボックスなど大きめの荷物も載せられます。

ほかにもファミリーイベントや日常の買い物、ビジネスなど、幅広い活用方法があります。

ハンドルの形状や生地の違い、耐荷重など、アウトドアワゴンの選択肢は多いので、自分に合ったものを見つけましょう。

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