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天気の変わりやすい日本の気候だと、設営時は良い天気だったのに突然の雨で撤収時にテントが濡れてしまうこともあります。
そんな時に便利なのが「テント乾燥サービス」です。
今回はおすすめのテント乾燥サービス4社と、選ぶ際のポイントをご紹介します。
広い場所がないとテントを乾かすのも大変・・・
濡れたテントを乾かすには干す必要がありますが、小型のソロテントでも広げれば2メートルから3メートルはあります。
広い一戸建ての方は庭先で乾燥させることもできますが、マンションのベランダなどではインナーテントとフライシートを個別に干すのが難しいですよね。
TCなどのコットン素材のテント、大型のテントだと重量もあるのでかなり重労働。
さらに浴室乾燥機などを利用する場合も、雨と土で汚れたテントを浴室に入れることに抵抗感もあります。
テント乾燥はキャンパーについて回る命題のひとつです。
濡れたままのテントを放置してるとどうなる?
濡れたままのテントを放置すると、様々な問題がおきます。
問題の起き方はテントの素材によって異なります。
ポリエステル・ナイロンなどで作られたテントは加水分解してしまうことがあります。
加水分解とは水と化学物質が化学反応を起こして組織が分解されてしまう現象です。
加水分解してしまうと防水性が損なわれたり耐久度が損なわれます。
さらに表面がベタついて使用時に不快感を感じる状態になります。
TC素材・コットン素材のテントを濡れたまま放置しているとカビが発生してしまいます。
殺菌作用のあるカビ取り洗剤は強力な反面、生地を傷めてしまったり変色の原因になるのでテントにはなかなか使うことができません。
しっかりと消毒・洗浄することで菌の繁殖を防ぐことはできますが、カビが原因で起きた変色を落とすのはなかなか素人では難しいのが実情です。
加水分解してしまったテントはまだ使える?
加水分解してしまったテントは設営することはできますが、使用にはトラブルが伴います。
独特の悪臭があるので、表面のベタつきと合わせて快適に使用することはできません。
さらに加水分解が起きている部分は強度的にコーティングなどが剥がれていて脆くなっているので、風などを受けた時に破断の原因となります。
変わりのテントがない状態で夜使用するのはリスクが多くおすすめできません。
大事なことはお気に入りのテントを加水分解させないように常日頃からメンテナンスをすることです。
テント乾燥を依頼する際に見るべきポイント
ここからはテント乾燥を実際に依頼する時に見るべきポイントについて解説していきます。
各社サービス内容に違いがあるのと、依頼の仕方などそれぞれに独自性があります。
自分にあったテント乾燥サービスを選べるようにしっかりと違いを理解しましょう。
すぐに発送できるサービスかどうか
テント乾燥サービスを利用する上で特に大事な要素になるのが「テントを会社に送らないといけない」という点です。
今手元にある濡れたテントをすぐ送りたいのに送るのに数日かかってしまうとその間にテントにダメージが生まれてしまうこともあります。
まずこちらからの発送方法と、発送に使用する窓口について確認するようにしましょう。
キャンプに行けるのは土日だけという方の場合、濡れたテントを持て余すのは日曜日に帰宅してからになります。
帰宅時間によっては、郵便局の窓口・宅配便の営業所が閉じてしまっていることもあります。
そんな方にはコンビニから発送可能なサービスもあるので、発送方法はしっかりと確認しましょう。
インナーとフライシートで合計いくらになるか
一般的なテントはインナーテントとフライシート、2種類のテントが重なる形で構成されています。
それぞれに分離するので、それぞれに料金がかかる形が一般的です。
テント乾燥を依頼する時は「フライシートだけの場合」「インナーテントだけの場合」「セットの場合」でで料金が変わります。
テント乾燥サービス会社によっては、セットだと割引がかかる場合もあります。
自分のテントを乾燥させるにはいくらかかるのか確認しましょう。
戻ってくるまでの日数は何日程度か
テント乾燥サービスに依頼し発送をしても、乾燥が終わって帰ってくる日数がわからなければキャンプの予定も立てにくくなります。
テント乾燥サービス会社によっては、種類によってかかる時間に違いがある場合があります。
ですので自分の使っているタイプのテントがいつ帰ってくるのか確認しましょう。
おすすめのテント乾燥サービス4選
ここからは実際におすすめするテント乾燥サービスをランキング形式でご紹介します。
snow peak(スノーピーク)のアメニティドームMを実際に乾燥させる場合、各社以下のような価格になります。
ソトリスト | 7,000円(税込) |
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テントクリーニング.com | 9,350円+7,700円(税込) 乾燥のみは6,545円+5,390円(税込) |
ヤマトヤクリーニング | 9,410円+7,920円(税込) 乾燥のみは7,528円+6,336円(税込) |
そらのした | 10,800円(税込) |
価格にもそれぞれ違いがあることを踏まえた上で各社のランキングをチェックしていきましょう。
1位:ソトリスト テント乾燥サービス
発送方法 | コンビニ・ヤマト運輸の営業所から発送 |
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料金 | インナー・フライセットの料金 |
返却日数 | 最短1週間 |
清掃内容 | 砂や泥、ゴミの除去・水ぶき・完全乾燥・収納 |
ソトリストはテントの清掃と乾燥に特化したテント乾燥サービスを提供しています。
インターネットで予約し、送料着払いでコンビニorヤマトの営業所から発送できるので、キャンプ帰りに気軽に発送可能です。
そのため加水分解やカビのリスクが大幅に減ります。
混雑状況にもよりますが、最短1週間以内で自宅に戻ってくるのも魅力のひとつです。
料金内に送料が含まれているので、追加の出費がないのも安心できる点です。
2位:テントクリーニング.com
発送方法 | ヤマト運輸の集荷にて発送 |
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料金 | インナー・フライ別々の料金 |
返却日数 | 通常13日・最短2日 |
清掃内容 | カルテ検診でテントとお客様の希望にあった内容を提案 |
テントクリーニング.comはアウトドア専門の宅配クリーニングサービスです。
通常13日後の返却ですが、お急ぎの場合その旨を伝えると最短2日でテントが帰ってくるサービスもあります。ただし、混雑状況と上位会員かどうかで優先順位が変わります。
乾燥のみの料金はクリーニング代金の70%なので、クリーニングを必要としない場合料金がリーズナブルになります。
送料は往復で2,200円、16,500円のお会計で1口分送料無料になるのもおすすめポイントです。
3位:ヤマトヤクリーニング
発送方法 | 有料のテントクリーニングキットが届いてからの発送 |
---|---|
料金 | インナー・フライ別々の料金 |
返却日数 | 1週間から2週間 |
清掃内容 | 砂や泥、ゴミの除去・完全乾燥・アイロン・収納 |
ヤマトヤクリーニングはアウトドアに限らず様々なクリーニングを提供する老舗クリーニングサービスです。
発注の方法としてまずテントクリーニングキット (330円)を購入し、キット購入後届いたキットで発送することになります。
テントクリーニングキットを事前購入していない場合、キット到着まで自宅保管することになるのでカビや加水分解のリスクが増えてしまうので要注意です。
乾燥のみならクリーニング代の80%の料金で可能です。
10ヶ月間テントを無料保管してくれるサービスもあるので大型テントなどの置き場所に困ってる方にはおすすめできます。
15,000円以上で往復送料無料、2月末までテントクリーニング料金10%OFFと各種割引制度も充実しています。
4位:そらのした
発送方法 | ヤマト運輸で発送 |
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料金 | インナー・フライ別々の料金 |
返却日数 | 3週間 |
清掃内容 | すぐに乾燥させて、汚れを拭き取りにて清掃 |
そらのしたは数多くのコースから自分にあったクリーニング・乾燥・リペアを選べるサービスです。
乾燥だけなら乾燥・ふき清掃コースがおすすめで、最短3日〜3週間で受け取ることができます。
発送時の送料は有料になりますが、受け取り時の送料が無料なので到着時に着払い送料を払う必要がありません。
月880円でテント保管することができるので、必要な時に受け取ることができるのも魅力です。
まとめ
今回はおすすめのテント乾燥サービスと、そのポイントを解説しました。
雨からキャンパーを守ってくれるテントですが、日頃からメンテナンスをすることでより長持ちさせることができます。
愛用のテントをずっと使い続けるために、テント乾燥サービスを利用してテントをリセットさせることも大事です。
自分にあったサービスを利用して、より良いキャンプライフを過ごしましょう。